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東京花の仲卸会 定例勉強会
今日は(社)全国花卸協会の東京ブロック「東京花の仲卸会」2ヶ月に1回、
恒例の勉強会が当番市場 葛西市場で開催された。

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この定例会始まって以来の大盛況で60名を超す参加者で超満員でした!

今回の講師は大田花き、磯村社長ということもあり、東京フラワーポートからも
ナマ磯村社長目当てに参加者がふくれあがったようです。

今回は(社)全国花卸協会の総会で提案された「目利き会」の立ち上げです。

いつもの定例勉強会ではあまり参加の機会のなかった、各仲卸の現場スタッフ
が多数参加してくれて、磯村社長も講演の冒頭は、若い聴衆に市場の歴史や
成り立ちから始まり、将来の市場のあり方に至るまで仲卸の役割や機能を
からめて持論をお話しいただいた。

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磯村社長、お忙しいところ講演ありがとうございました。

講演の後は、参加した若い世代中心に、日常業務の疑問や目利き会の
今後のあり方など、限られた短い時間でしたが、有意義な勉強会でした。

お客さまからのクレーム対応やロスの軽減について・・・

仲卸は商品の鮮度や価値の見極めにプロ意識・・・

目利き本来の商品の評価以外にトレンドの発信をしてはどうだろうか・・・

いつもは商売敵でもある同業者が、同じ時間を共有し、考え、語る、
たった2時間程度でしたが、そんな地味な積み重ねが、とても大切で
すべての取り組みの始まりにつなっがっています。

現在の大型化した花市場で、商品の価値を見極めるのは至難の業です。

市場でも産地と直接関われるセクション以外、もしくは担当の品目以外は
商品を見極める目を養うことは出来ません。

仲卸は市場よりは分荷する際に商品を確認できますが、
それだけでは、花の価値を見極める能力の向上は期待できません。

花を見極めるには、生花店での実体験が一番有効です。
仲卸の日常業務ではそこまで踏み込んで花と関われません。

それぞれ個人意識レベルで、前向きに積極的に外へ出て、生産現場や、
花店との接点から学ぶくらいで、それぞれの自主性ゆだねているのが現状です。

新しい人材を育てるにも過重労働が当たりまえの労働環境下では
現場サイドは、目先の仕事に追われる毎日で、
将来の担い手を育てるまでには至っていません。

組合の役割は、個人や自社単体では解決できないことも、
同じ問題を抱えながらも、それぞれが独自に対応している仲間同士で
知恵を出し合い、ともに力を合わせることで新しい未来を創造できるの
ではと組合活動に期待しています。

今後、東京花の仲卸会がどのように組合員の期待に応えるのか
組合員は、どれだけ仲間や、花業界、
しいては生活者のために貢献していくのか。

花がもっと社会に必要とされ求められる状況を創造するために、
花仲卸に何が出来るのか

何をすべきか、存在価値を問われている。

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