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東京都花き振興協議会
(東京の花市場各花業界団体が参集する消費税誕生時に立ち上げた花業界団体)の
企画委員会が昨年暮れから東京5市場単位で各関連団体が花振興について情報の
共有と前向きな議論の場を提供するために、世田谷市場から
「花の消費拡大懇談会準備委員会」が発足し、今までの約6ヶ月強の間に10回
懇談会準備会が開催され、世田谷市場の買参人さんを中心に拡大全体集会が
2回開催された、前回から名称をわかりやすく親しみやすく「花コミット世田谷」
※コミット( commit かかわり合うこと。関係することと一つテーブルをはさんで話し
合うサミットをイメージして命名)
世田谷から始まった話し合いは、それぞれ独自の形を模索しながら残る5市場でも
始まっています。

5/19(水)には葛西市場で第一回の全体集会が行われ、10人程度の買参人さんを
中心に市場関係者、場外の花業界関係者が集まり、気取らない前向きな話し合いが
行われました。

5/29(土)には板橋市場で第一回の全体集会が行われ、葛西同様にアンケート結果や
業界の需要喚起について、本音の話し合いが出来たと聞いています。

来る6/11(金)は北足立市場でも、準備のための代表者会議が開かれるようです。

大田市場でも動きが出てきました。

先日6/2(水)には東京花き振興協議会の企画委員会が開催され、東京5市場連携し
て生活者に花の魅力をアピールする新たな企画案が提案されました。

今後早急に各市場から実行委員が選出され具体化することになりました。

一方、先月末から東京の各市場では、産地の切り替わりなどによる品不足で高値が
続いています。

当社では、お得意様の廃業が重なり、花業界の険しい現状を再確認しました。
花業界がしぼんでいるいることは社会の変革に対応できていないのか、
必要とされない必然があるのでしょうか?

ここ数年で、町から消えていった小売り業、大きく姿をかえてほとんど消えてしまった
職種が花以外にいくつもあリましたが、花屋さんもそういった社会から必要とされない
必然性の中で、なくなってしまうのでしょうか?

現在の花業界の取り扱い小売り販売占有率は小売専門店は65%でホームセンター18%、
食品系スーパーが7%、その他10%(H19)だそうで、特に食料品系スーパーの伸び率が
著しいようです。

小売専門店の占有率が65%もある業種は現在でも珍しい業界で、日本の花業界の
成り立ちに特異な訳があります。それは全国的に花の仕入れがオール買参の市場
参加による流通が圧倒的で花市場(192社)は全花流通の85%以上を担っています。

この花市場を中心に生産者と花屋さんがつながっています。
一方でそのことが大手の参入のハードルを高くしてきたのかもしれません。

時代は大きく変わっていく転換期に来ています。好むと好まざるに関わらず変わって
きています。消費者の嗜好も常に変化してきます。
今、険しい花業界全体の問題解決は、生活者に花をもっと買ってもらう仕組みを
実現すること以外にありませんが、
そのことが出来れば、ほとんどの問題は解決します。

その方法は多岐にわたり連携して継続することが重要ですが、その基礎はすでに
花市場が中心に存在していることで、唯一日本の花業界が持続可能な未来を想像
できる重要な素地を持っています。

零細な個々それぞれだけで解決できない問題です。
生活者への花の魅力を広く発信し花を嗜む機会を増やしてもらうことのための実現に
全体が連携することが不可欠です。

生産者、市場、流通、小売店、その他すべてが、生活者へ向かって連携したときに、
花業界はその一歩を踏み出せると確信しています。

東京都花き振興協議会の新たな企画案は、今出来る花業界の連携の一つだと期待して
います。

花業界の未来に真に輝く一筋の光明を期待する日々がつづきます。
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