一定期間更新がないため広告を表示しています
昨年に引き続き、日本橋高島屋まで草月いけばなの今年総決算を見てきました
伝統文化いけばなにふれる大切な時間です。
【新人賞】一度かち割った木を新たに組み込んで新たな命を吹き込んだ作品
枯れ木を黒く塗り、カラフルな輪ゴムをぶら下げた作品
アレカヤシの葉を編み込んだ作品
猫柳の竜巻が今にも動き出しそうな躍動感
晒し雲龍柳の集合体で出来ています。
これはススキの乾燥した物を金網の芯に巻き付けています。
吊り物の作品は手の込んだ力作ばかりです。
これは何で出来ていると思いますか??
答えは、玉葱の皮です。
この黒光りしているのはナス!
これはラグラスで出来ています。
これは何で出来ているのか?
ニュウサイラン葉の繊維で創っています。
これは??
松葉の二股を積み重ねて出来ています。
ニュウサイランの繊維で小さな輪を創り繋げて何本ものカーテン
これは相当の時間と労力がかかっているのは創造できますが
少し離れて見るとパット見の軽やかさを感じましたが直に近くで見ると、
それとは真逆のあつい情熱を感じますね!
作り手のイマジネーションや情熱からできる作品のすばらしさは勿論
花が持つ魅力には∞無限大∞の可能性を秘めていることを実感します
2点ともフウセンカズラを使った作品、右の作品の土台はソテツの葉ドライ
エノコロ草のモビール
スチールグラスで何とも柔らかいフォルムが艶めかしい作品
蘇鉄、枯れ蘇鉄
谷渡り
グラスの水の中に、枯れ葉(アンスリューム)と枯れ葉(桜)
日常、花の流通を仕事にしている毎日で、注文主様に喜んでいただける仕事を
心がけているつもりでしたが、まだまだ使い手の思いをくみ取れきれてない
奥の深さを感じました。
また、いけばなに触れる機会をもっと前向きにみつけていきたいと実感しました。
オーストラリアは日本の赤道を越えた真南にある1大陸1国家で、
日本の約21倍の面積で東西約4000km(なんと赤道の1/10の長さ)という
とてつもなく大きい国です。
そんなに広い国に、東京都の人口(1300万人)+神奈川県の人口(900万人)より
少ない人口(2100万人)だというから、スケールの違いは歴然で、
久々に感動的な旅をしてきました。
オーストラリアというと、とても遠いイメージがありましたが、日本から
ケアンズなら、ハワイ、タイ、シンガポールと同じ距離で、約7時間位、
最近はオーストラリア各都市に日本からの直行便あり、
かなり安い航空チケットもあり便利になりました。
今回は、西オーストラリアのパースへまずは出発し、
第一の目的地「プライド社」のある都市を目指します。
9/1(水)20:40 カンタス航空(QF080) 10時間25分でパースへ到着
(現地時間9/2木曜日06:05)とりあえず中心部のホテルまで移動、
チェックインには早いので、荷物だけを預けて電車で少し離れた、
輸出業者の「ワフェックス」へ伺った。
Mr.Crag Musson(ManagingDirector)さんが近くの駅まで迎えに
きてくれて、いろいろと案内してくれました。
ワフェックスの作業場には、大きな冷蔵設備、燻蒸設備、染色場、ドライフラワー、
プリザーブド作業所、パッキングルームとか、かなり広く整然とした広い施設だ
パッキングルームの一角には、自社で検疫が出来るスペースがあり、
社内の資格保持者が常駐して検疫が出来るというのには驚いた!
社内のスタッフはみんなキビキビと作業をしていて気持ちが良い、
これもトップのMr.グレッグのマネージメントとコミニケーションが
上手くできているんだなと感じた。
とても好感の持てる会社だ。
オーストラリアは今好景気でワフェックスも勢いがある。
主な輸出は、オランダ、アメリカ、香港、ドバイがメインだそうで
最近日本には全体の10%程度しか送っていない、注文対応が
殆どで、市場の競りへの出荷は、日本はリスクが高いと敬遠気味だ!
午後は、Mr.グレッグが市内を案内してくれた。
パースの外港で歴史的建造物が建ち並び、リゾート地のような海辺は
高級な住宅が点在している「フリーマントル」
広いキングスパークではワイルドフラワーがあちこちに植栽され見事、
公園内の素敵な雰囲気のレストランでランチをご馳走になる。
今日一日でもかなり楽しめた一日だった!
夕方にやっと宿泊のホテルに戻りチェックイン、明日は早朝から
長距離バスで「プライド社」へ向かう!
真夏真っ盛りの東京から来て、南半球はまだ冬!
最低気温は9度、肌寒い初めての夜